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コラム

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日経新聞に超高速取引についての記事が掲載されている。

日経新聞 - 究極の「薄利多売買」、超高速取引は市場の破壊者か

コンピューターを使った超高速取引(HFT)が、
近年、急速に高まり、市場の流動性向上につながる一方で、
HFTの巨大化が市場の価格形成機能をゆがめかねない、というのだ。

HFTそれ自体に問題は無い。
問題は、他人の注文を察知して、先回りして売買しているのではないかと
いう「フロントランニング」、すなわち公正性への疑念だ。

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「資産の自動運用を趣味で行っている方が、会社を興すまでになった」という記事が
日経ITProの記事に出ています。

「趣味が高じて本業になった」、マネーフォワードCTOの浅野氏
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140328/546845/?top_tl1


困ったところにビジネスあり、という見事なお手本ですね。
72の法則というものをご存じだろうか。

資産運用(複利)において元本を2倍にするときの
およその年数、金利が簡易に求められる法則である。
Wikipedia - 72の法則

恥ずかしながら、私はあるテレビ番組を見て最近知った。

式で表すと、以下のようになる。

金利(%)×年数(年)=72

例えば、
 ・金利が2%の複利だと、36年かかる
 ・金利が6%の複利だと、12年かかる
と簡単に計算できる。

数学的な近似計算としても、理にかなっており、なかなか興味深い。

およその値を簡単に計算したい時には、役に立つものだ。
システムトレードでは、機械的(自動的)に売買する。
人間の判断は入らずに放置できる、のが大きなメリットだ。

相場の上下を気にせず、システムを信じて、任せておけばよい。

しかし、人間は感情を持った生き物。
相場が下がると不安になり、システムを止めたくなる。
そうなったとき、どうすればよいか?

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NISAが始まり、アベノミクスでの株高もあり、
多くの初心者の方が、投資を始めようとしている。

中には楽をしようと、「自動売買」に飛びつく人もいるだろう。
(この記事では、自動売買=システムトレードの意味で書く)

もちろん、この世の中に「うまい」話があるわけない。

しかし、「自動売買」について知ると、
過去のデータから未来を予測し、確率で確実に儲けられる、
といった論理的な説明によって、落とし穴にはまってしまいがちだ。
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ITプロに「Haskell使いの高頻度取引の会社にお邪魔した」という記事が掲載されている。

「Tsuru Capital」という会社で、高頻度取引システムを内製しているという。
しかも、関数型言語のHaskellで。

高頻度取引システムをHaskellで組むことが良いのかは、分からないが、
優秀なエンジニアが集まるという点は理解できる。

関数型言語プログラミングは、オブジェクト指向とはまた違ったパラダイムだ。
私も勉強していて、知的好奇心をくすぐられる。

今の私のシステムに、関数型言語プログラミングをすぐに導入しようとは
思っていない。
しかし、バグが少なくなるとか、試験がしやすいとかのメリットが
ありそうだったら、少しずつ、取り入れてみるのも面白そうだ。

それはさておき、世の中のITエンジニアはどのくらい自動売買に
興味があるのだろうか。

ITエンジニアには、自分のスキルを活かして、自動売買システムを作成し、
自分の資産を増やすチャンスがある。
そして、同時に、スキル自体もアップできるというのに。
おそらくその答えは、「システムトレード」という世界を知らないからでしょう。

今月の日経ソフトウエアで「プログラミングでお金を生み出す技52」という記事がありました。
そのトピックの一つに「システムトレードで自動売買」があります。

今のエンジニアは、技術を磨くだけでなく、自分で稼げるようにもならなくてはなりません。
なぜなら、自分の価値を高める必要があるからです。

エンジニアの技術に対して、顧客から正当な対価(価値)への理解を得ていないことが少なくありません。

エンジニアは、医者や弁護士のような知的職業の一つです。

そのプライドを持って、仕事に臨む必要があります。

まずは、自分の技術で稼げるようになること。
そうすれば、顧客に対しても正当な対価をもらえるよう、交渉や説明ができるようになるはずです。


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