前提とする知識

本ブログは、自動デイトレードシステム構築の特に「実践」に焦点を当てて、説明していきます。そのため、投資一般、テクニカル分析、システムトレードなどの一般知識については、説明を割愛することをご了承ください。

自動デイトレードシステムを構築していくに当たり、ある程度のプログラミング経験を前提にせざるを得ません。技術の基本事項を本ブログで述べることは、趣旨から外れてしまうからです。前提とする技術知識は「検索ワード」として掲載します。インターネット検索で調べる際に参考にしてください。

しかし、技術の基本事項が分からない、あるいは、技術的な問題が解決できないなどで、先に進めなくなってしまうこともあるでしょう。もしそうしたことがある場合は、まずは、今一度、インターネットで検索する、本ブログや掲示板で検索し、同じような質問が無いか、調べるなどしてみてください。それでも、駄目なら、本ブログの掲示板を利用して、質問してみてください。

また、自動デイトレードシステム作成の一から十までを取り扱うわけではありません。ここに掲載していくソースコードをすべて利用しても、動くシステムにはなりません。そのようにしない理由は、筆者が行っているトレードスタイルを押しつけたくはないからです。トレードシステムは読者のトレードスタイルごとに異なってくるもので、読者それぞれが独創的で自由な発想でトレードシステムを構築して欲しいと思っています。

では、筆者が何を説明するのかというと、自動デイトレードシステムを構築するに当たっての、設計方針、設計パターンとその実装方法を示すことです。読者なりにシステムを作ろうと試行錯誤しているときに、困るであろう箇所について、システムの設計方法やソースコード例を説明する、というアプローチをとります。特に、Webで調べても情報がなかなか出てこないポイントにスポットを当てて詳しく説明します。自動デイトレードシステムを構築する際に必要な要素技術は、ほぼ網羅しているものと思われます。