どうしても、人は金銭や欲が絡むと、心理的に冷静さを失い、正常な判断を下せなくなる傾向があります。自分で作ったプログラムにはミスはないだろうというと、思い込んでしまうのです。また、頭では分かったつもりでも、自分でも気づかないうちに、過ちを犯してしまうのです。
「常に平常心で」とは相場心得としてよく聞く言葉でしょう。相場の心理面、精神的なことについては、本筋から外れるのでこれ以上は深めません。ここでは、システムを構築していく場として、その心得を実践として落とし込みます。つまり、繰り返しになりますが、システムを構築する過程で、以下のことを必ず実践していって欲しいと思います。
- 作ったプログラムには、必ず間違えがあるという前提で捉えること。
- 最低限1パターンは動作確認した後に、実稼働させること。
- ミスがあっても、損失が最小限になるように考えること。
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