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楽天RSS(Realtime Spread Sheet)の特徴

リアルタイムに株価データを取得するために、楽天RSSというツールを利用します。VBから楽天RSSを通して、株価データを取得するには、楽天RSSの仕組みをしっかり理解しておくことが重要になります。
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楽天RSSとは、マーケットスピードに表示される株価や歩み値、板情報をExcelに表示させるためのツールです。ExcelのセルにRSS関数と呼ばれる特殊な関数を入力することにより、様々なデータを取得することができます。特に、例えば、板情報などのデータが更新されると、Excelのセルの値も自動的にリアルタイムに更新されることが特徴です。また、Excelの機能を使うことにより、取得したデータの集計、編集、グラフ化など簡単に行うことができます。
この楽天RSSの仕組みは以下のようになっています。

  1. PCでマーケットスピードを起動します。
  2. マーケットスピードのログイン画面から、ユーザ名とパスワードを入力し、インターネットの楽天証券サーバにログインします。
  3. ログインに成功すると、マーケットスピードにデータが送られてくるようになります。
  4. PCで楽天RSSを起動します。
  5. マーケットスピードを楽天RSSの間で、データの同期が行われます。
  6. Excelを起動し、RSS関数を入力します。
  7. ExcelのRSS関数で指定したデータが楽天RSSから送られてきます。このとき、楽天RSSがデータの供給側(Server)、Excelがデータの利用側(Client)となり、これらの間で、DDE(Dynamic
    Data Exchange)通信という仕組みで、データがやり取りされます。
なお、楽天RSSを利用してどのような値が取得できるかは、楽天証券のオンラインヘルプを参照してください。
さて、私たちの目的は、リアルタイムに株価データや板情報を取得することです。つまり、上の図でいえば、「Excel」の部分を自分で作るソフトウェアに置き換えることができればよいわけです。では、自分で作るソフトウェアをDDE通信のClientにするには、どうしたらよいのでしょうか。これを実現するためには、DDE通信というものをもう少し理解する必要があります。
検索ワード:マーケットスピード、楽天RSS
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