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相場が下がった時に、システムを止めるべきか?

システムトレードでは、機械的(自動的)に売買する。
人間の判断は入らずに放置できる、のが大きなメリットだ。

相場の上下を気にせず、システムを信じて、任せておけばよい。

しかし、人間は感情を持った生き物。
相場が下がると不安になり、システムを止めたくなる。
そうなったとき、どうすればよいか?
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結論から言うと、私の考えは、
「止めたいと思ったら、止める。」
である。

一般的にシステムトレードでは、
「どんなときでも、システムは止めるな、
 システムを止める条件になるまでは。」
ということがセオリーである。

私も基本的にその考えに賛成だ。
そのため、システムを信じられるように、
徹底的にバックテストを納得するまで実行する。
そのうえで、システムを稼働させる。

しかし、である。
完璧なシステムはあり得ないし、相場環境の急激な変化もある。

そして、これから突然システムが機能しなくなる(儲からなくなる)、
という「虫の知らせ」というものがある。

そうした「止めたい」と感じたときには、
素直に止めればよいのだと思う。

止めてしまって、相場が上がってしまうより、
止めずに、下がって損失を膨らませてしまうほうが不健全だからだ。


結局は、人間なので、どう納得するか、が重要になる。

そのためには、徹底的に理論武装して、システムを稼働させるとともに、
「止めたい」と心で感じたら、止めればよいだろう。
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